当社は昭和35年に創業した金型設計・製造、シェル中子成形などを行う会社です。永年培われた高技術と最先端技術を融合させ、より高品質・高気密な製品づくりを目標として日々品質向上に努めています。
昭和35年に吉井町にて金型製造業として創業。昭和43年にはシェル中子成形を開始し現在に至ります。
シェル中子とは正式名「シェルモールド中子」という精密鋳造法の一種です。加熱した金型に原材料を吹き込み、硬化させシェル中子を作ります。中子とは中に空洞がある鋳物を作る時に、空洞にあたる部分として鋳型の中にはめ込む砂型のことです。精度の高い鋳物を作ることが可能なため、自動車のエンジン部分や建機、ロボット関係の製品など多くの製造に使われています。
徹底した独自の生産管理システムでお客様から受注→成形→仕上→納品までをリアルタイム・一括で管理できるので素早い対応が可能となります。中子成形の主要装備は「シェルマシン」が13台、乾燥炉1台、を導入しており、お客様に喜ばれる製品づくりをモットーに作業工程を実施しています。お客様からの希望に沿った、複雑な形状の中子の作成に対応できます。
当社が製造した「シェル中子」は皆さん普段気にすることがないような、鉄やアルミの鋳物業界の中で自動車・建設機械などの重要な部品となるエンジンやトランスミッションなどの性能や品質に関係するものです。また地域での取り組みとしては地元高校でのインターンシップも積極的に受け入れを実施しており、毎年数名の高校生がインターンシップをしています。
私は製造過程での作業現場をしていますが、一つ一つの製品と向き合いながら一つの作業を集中して作業をしています。ものづくりに興味があり、一つの作業をミスのないように責任感をもってできる人、作業工程を幅広く視野にもち仕事が行える人は向いている仕事だと思います。
当社は社員間の交流を図るため、年3回のレクレーションをしており、4月は花見、8月に暑気払い、年に1回の社員旅行を実施しています。