高崎市一流技能者顕彰事業は、高崎市と高崎商工会議所が連携し市内で働く様々な一流技能者に光をあて顕彰することで、全国に誇れる技術・技能を広く知ってもらうことを目的としています。
令和4年度高崎市一流技能者（4名）
有平糖(飴の一種)細工の第一人者で、令和元年度に現代の名工を受賞し、令和4年に黄綬褒章を受章している。技術とセンスの良さが凝縮した上生菓子は、店主自らの目で確かめた厳選した素材を使い、一つ一つ丁寧に手作業による伝統の技を大切に守っている。
【顕彰者コメント】
今回の受賞をきっかけに、和菓子を多くの方に楽しんでいただき、伝統を後世に伝えていけるよう、後継者の育成により一層努めていきます。
旋盤加工機に金属を取付け、回転させながらロールを押しあてて加工する、ヘラ絞りの工法に優れている。ヘラ絞り加工は、特殊な旋盤加工機に金属を取付け、ワーク（円盤状の板）を挟み、回転させながらロールを押しあてて加工する工法。
【顕彰者コメント】
受賞して本当に光栄です。若い世代に技術を継承できるように努めていきます。
創業約100年を誇るだるまのふるさと大門屋の4代目。 伝統工芸士として、だるまの製作だけではなく、だるまの歴史の追求・伝統工芸の普及にも取り組んでいる。令和元年に黄綬褒章を受章している。
【顕彰者コメント】
高崎市の一流技能者顕彰は後継の目標になる重要な賞になると思います。これからも精進していきます。
平成27年度に現代の名工を受賞し、令和元年に黄綬褒章を受章している。 日本伝統建築技術保存会の伝統建築技能者として、文化財の建造物の保存にも力を入れており、箕郷町の国指定史跡箕輪城保存整備事業で、棟梁として郭馬出西虎口門復元工事に携わった。
【顕彰者コメント】
迷いや悩みもありましたが、自分を信じてコツコツ積み重ねてきたことが評価されてとてもうれしいです。
