高崎市一流技能者顕彰事業は、高崎市と高崎商工会議所が連携し市内で働く様々な一流技能者に光をあて顕彰することで、全国に誇れる技術・技能を広く知ってもらうことを目的としています。
令和6年度高崎市一流技能者(4名)
地元の食材のみならず、海外に出向き現地で得た良さを取り入れ、和食と融合させ形にとらわれない和食を日々提案。 令和6年「第33回全国日本料理コンクール」で、サステナブル部門最高位の経済産業大臣賞を受賞。 毎年夏の高崎市技能祭にも司厨士協会として出展し、来場者にプロが作る料理を振る舞っている。
第一種電気工事士、高圧ケーブル工事技能認定などの資格を有し、優秀な技術・技能を持ち、後進の指導・育成等に多大な貢献をしている建設技能者として、平成8年に「優秀施工者建設大臣顕彰」を受賞。 昭和44年入社以降、55年間に渡り現在も第一線で活躍している。
金属を接合する方法である溶接の一種「ろう付け加工」に優れる。接合する部材より融点の低い合金を溶かすことにより部材を溶解せず接合できる。 作業に使用する治具も社内で製作をしており、複雑な形状や、複数の部分のろう付けも可能としている。
令和6年度に、製造する羽根はたきが「群馬県ふるさと伝統工芸品」に認定され、製造者自身も「伝統工芸士」に認定されている。 羽根はたきの製造工程はすべて手作業であり、日用使いから、美術品・寺社仏閣の文化財まで幅広く全国で使用されている。一から手作業で羽根はたきを作る職人は全国でも数少ない。