職場における熱中症予防対策については、令和3年4月30日付け「職場における熱中症予防基本対策要綱の策定について」に基づく対策をはじめとし、毎年重点事項として予防に取り組んでいるところです。
また、平成29年からは「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を各災防団体と連携して熱中症予防対策に取り組んでいます。
昨年1年間の職場における熱中症の発生状況をみると、群馬労働局管内では死亡を含む休業4日以上の死傷者は13人、うち死亡者は0人となっております。また、全国では死傷者805人、うち死亡者は28人となっています。
業種別にみると、死傷者数については群馬労働局管内で製造業5件、建設業1件で全体の4割超、全国でも製造業と建設業で全体の約4割を占めており、多くの事例で暑さ指数(WBGT)を把握せず、熱中症予防のための労働衛生教育を行っていませんでした。また、熱中症発症時・緊急時の措置も適切になされていなかった事例等も見られています。
このため厚生労働省は、職場における熱中症予防対策を徹底するため、労働災害防止団体などと連携し、5月から9月まで、「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」を実施します。
詳しくは下記をご覧ください。
・厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31485.html、https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116133.html
・「STOP!熱中症クールワークキャンペーン リーフレット」 https://www.takasakicci.or.jp/wp-content/uploads/000900484.pdf
令和5年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について(群馬労働局/厚生労働省)